ウクライナ事変で相場は大荒れである。
円高に伴って、株価も下落している。
実は、円高になって喜んでいるのは安倍政権ではないかと思っている。
円高が進むということは、それだけ円を刷り安くなる、すなわち金融緩和を続投できる
という事だ。
株価が命綱(だと自覚している)安倍政権にとっては、金融緩和をして市場にカネをぶち込み
株価を吊り上げられれば、ひと満足なのである。
無論、これは日本人にとっても経済にとっても良いことではない。
反動が大きくなるからだ。
紙っペラで膨らませた市場が、ある日突然しぼみ始め、市場に激震をもたらす様子が、
ここ20年ほどで幾度繰り返されただろうか。繰り返すたびに激震は大きくなって
いるではないか。
これは単に、安倍政権が経済において、金融を頼りにしていることに主因がある。
ただし、安倍政権の良い部分も見逃してはならない。
シナや韓国、そして在日に、これほどまでに手厳しい首相は未だかつていなかった。
外交においても、米中韓以外をこれほどまでに重視した首相もいなかった。
これまでの近年の首相、そして次期首相候補とみなされるひとを見比べても、稀有であることは違いない。
今回のウクライナ事変という外的要因から降って湧いた円高株安は、
日本を救うかもしれない。
このまま株が低迷し続ければ、増税がポシャる可能性がある。
其の時に、自民党内も意見が割れるだろう。
さぁチャンスですよ。
消費税を上げるか否か? 河野洋平を国会に呼ぶか否か?
中国にODAを続けるか否か? シナチョン留学生を受け入れるか否か?
全部公約に掲げたら良い。民意は明白だ。
ロシアのウクライナ軍事介入という外的要因から発した株価下落。
まるで神の救いの手のようにも思える。
都知事選の大雪を生かせなかった日本人。
この神の手も生かさぬならば、富士が火を噴くまでの事。